イライラ・くよくよ…。気分がゆらいで落ち着かない日にできるセルフケア






イライラしたり、気分が落ち込んだり、心がなんとなく落ち着かない…。

そんなふうに感じる日が増えてくると


「年齢のせいかな」

「私の性格なのかな」

と、いつもスッキリと、穏やかでいれない自分を責めてしまうことはありませんか?

40代、50代は、ホルモンバランスや生活環境の変化なども重なり、心も体がゆらぎやすい時期。

そして、そんなイライラや気分のゆらぎは、


「少し休んだほうがいいよ」

「調える時間が必要だよ」


という体からのサインかもしれません。

今回は、そんなサインを受け取っているときに、ムリなくできる、やさしいセルフケアをご紹介したいと思います。



最近、イライラや気分のゆらぎを感じる日が増えたのは、なぜ?




「どうしてこんなにイライラするんだろう。」

「以前はこんなことで落ち込まなかったのに…。」



気分が不安定になると、そんなことにばかり気になって、

気の持ちようなのかな?もっと前向きにならなきゃないけなのかな、と思ってしまうこともあるかもしれませんね。

でも実は、そういった気分のゆらぎは、心の作用だけで起きているわけではありません。

私たちの心と体は深くつながっていて、体調の変化や、生活リズムの乱れは、気持ちにも大きく影響しているのです。

「心の持ちようだけではないかも」ということを知ることだけでも、きっと、そのゆらぎを少し、落ち着かせてくれるでしょう。


ここから、気分のゆらぎに繋がる要因などについて見ていきましょう。



体の疲れは、心にもあらわれます



仕事や家庭のこと、地域社会や、人間関係etc。。。毎日を頑張っていると、自分では気づかないうちに疲れが積み重なっていることがありますね。


気になることがあって眠れない日があったり、忙しさからゆっくり食事を取れなかったり。

暑い日が続いて、冷たいものばかり口にしていたり…。


日々の小さな積み重ねが、体や心のリズムを乱し、イライラや落ち込みとして現れることがあります。

気の持ちよう、と思っていたことが、実は体からのサインだったということも珍しくないでしょう。


40代・50代は、心も体もゆらぎやすい時期



40代・50代は、女性ホルモンの変化などによって、これまでと同じ生活をしていても疲れやすくなったり、感情が揺れやすくなったりすることがあります。

なぜそんなことで?と不思議に思うかもしれませんが、

私たちの体と心の機能を自動調整してくれている自律神経と、女性ホルモンの分泌は密接に関係してて、そのホルモンが変化することで、自律神経が乱れることから、心身の不調として感じられるようになるのです。


それに加え、仕事での責任が増したり、子育て、親の介護など、ライフステージの変化が重なる方も多く、知らず知らずのうちに心にも体にも負担がかかっていることもあるでしょう。

この年代女性に大切なことは、「以前の自分」と比べるのではなく、「今の自分」に合った過ごし方へ少しずつ変えていくこと。

しなきゃいけないことをする、という意識から、しなくてもいいことをしない、という引き算の意識にシフトしていくことも、この時期を心地よく過ごすための大切なセルフケアになります。


心を調えるには、体にも目を向けてみる



イライラすると、「気持ちを切り替えよう」「前向きになろう」と、つい頑張ってしまいがちです。

もちろん、そういったことも大切ですが、それだけではうまくいかない日もあります。


そんなときは、「ちゃんと眠れているか」「体が冷えていないか」「少し休む時間はとれているか」「胃腸の調子はどうか」など、体にも目を向けてみてください。


心と体の両方をいたわることが、無理なく心を調える近道になることがあります。


心が落ち着かない日に試したいセルフケア



「何かしなくちゃ」と焦ったときほど、心はますます緊張してしまうことがあります。

それはセルフケアでも同じこと。


本来のセルフケアは、頑張ってするものではなくて、自分をいたわるための時間なんですね。

ここからご紹介するのは、特別な道具や知識がなくても、今日から暮らしの中で取り入れられる、ほんのちょっとしたセルフケア。



頑張り屋さんからすると、こんなちょっとしたことでいいの?と物足りないくらいかもしれないけれど、


物足りないぐらいが丁度いい。


それがセルフケアを、ムリなく、心地よく生活に取り入れていく秘訣です。


また、「全部やらなきゃ」と思わなくても大丈夫。まずは、「これならできそう」と感じるものから試してみてくださいね。


体をゆるめる時間をつくる



イライラしたり、心がゆれたり。。。そんなふうに気持ちのアップダウンがあるときは、実は心が張りつめていて、体も無意識に力が入りがち。

そんなときにおすすめなのが、体を意識的に緩めること。

心から体へと作用するように、体からも心に作用します。

1.腕や肩の力を抜いたら、あえて肩に力を入れて、首のほうへ上げてから、また肩と腕の力を抜いて脱力。を数回。
  

2.そのあと、ゆっくり肩を前後に回したり、ゆったり呼吸しながら、腕を上に上げて背伸びもしてみましょう。


(どの動作も、呼吸をしながら行いましょう。)

ゆったり呼吸をしながら軽く体を動かしたり、簡単なトレッチを行うことで、張りつめた心を少しずつほぐしてくれる効果があります。

数分でも良いので、自分をゆるめる時間をつくることが大切です。

温かい飲み物で、ほっとひと息



慌ただしい日は、知らないうちに心も体も緊張しています。

そんなときは、白湯やノンカフェインのハーブティーなど、温かい飲み物をゆっくり味わって、一息ついてみましょう。


体が温まるだけでなく、「今ここ」に意識を向ける時間にもなります。

アーユルヴェーダでは、温かい飲み物は消化力を助け、体を内側からやさしく調える大切なケアとされています。

ちょっとした自分のためだけが、気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。

「頑張る」より、「今の自分」を観察してみる



イライラしてたときって、あとになって


「あー余計なこと言っちゃったな」

「あんなこと言わなきゃ良かった」

「こんな自分ってダメだな」って


あとから、ひとり反省会。自分を責めてしまう方も少なくありません。

そんなときは、自分を評価したりジャッジするのではなく、そのままの状態や気持ちを、やさしく観察して受け止めてみてください。


何かきっかけがあって、そのことにイライラしたんだな。

そしてそのことを今、良くなかったなって思ってるんだな。


ただ起きた事実として、受け止めてみるのです。


また、今日はなんでイライラしたんだろう私?ってちょっとだけ自分に聞いてみるのも良い方法でしょう。

すると、すぐにはわからないかもしれないけど、あとから落ち着いてきたときに、



睡眠不足だったからかも。

忙しくて休めていなかったからかも。

誰かに気を遣いすぎて神経が高ぶっていたのかも。

とふっと気づけるときがあります。

そうやって、理由が分かるとそれだけで、安心できることもありますね。

自分を理解しようとすることも、心を調える方法になります。


同じ”イライラ”でも、必要なセルフケアは一緒じゃない?



深呼吸をすると気持ちが落ち着く人もいれば、体を動かしたほうがすっきりする人もいます。

温かい飲み物でほっとできる人もいれば、静かな時間を過ごすことで心が整う人もいます。

食べ物や飲み物を少し変えるだけで、気の高ぶりが穏やかになる人だっています。



このように、同じイライラでも、人によって合うケアは異なりますし、同じ人でも、その時によって変わることもあります。


だからこそ、”その時”の自分に合った方法を知って取り入れていくことが、ムリなく続けられるセルフケアのコツなんですね。


ここでは、そのことについてもう少し詳しく見ていきましょう。


イライラの原因は、その時によって、一人ひとり違います



同じ「イライラする」という悩みでも、その背景にはさまざまな原因が隠れています。

例えば、睡眠不足や疲れがたまっている人もいれば、仕事や家事で気を張り続けている人もいます。

体が冷えて巡りが滞っている場合もあれば、反対に頑張りすぎて心も体も熱をため込んでいるような状態の方もいます。



そのイライラが、どんなことによって引き起こされているのか?を知ってケアすることが大切なんですね。


今回は、イライラや気分のゆらぎという視点でお話をしてきましたが、これは、その他の不調についても全く同じように言えること。



見えている症状が同じでも、その人の体や暮らしの状態はそれぞれ違うため、本当に必要なセルフケアも変わってくるのです。


「今の私に合うケアは?」という視点を持つことが大切



情報があふれている今は、「○○には△△が体にいい」という症状だけに視点を合わせた健康法を目にする機会も多いですね。

もちろん、どれも役立つ方法かもしれません。


ですが、大切なのは、一般的に良いと言われていることよりも、「今の私に合っているケアを取り入れる」という視点です。

同じ人でも、昨日は心地よかったセルフケアが、今日はしっくりこないこともあります。

その日の体調や気分、季節、暮らし方によって、合うケアも変わるのです。


だからこそ大切なのは、自分の体や心の声に気づこと。これが、セルフケアの初歩であり、ベースになると言っても過言ではありません。

本来持っている調う力を引き出すために



当サロンAnahataで取り入れているアーユルヴェーダや中医学にも、共通した考え方があります。

それは、「同じ症状でも、体質やそのときの状態によって調え方は変わる」ということです。


といっても、難しい専門知識を覚えたり、取り入れたりする必要はありません。



大切なのは、そのときそのときの自分自身を知ろうとすること

自分自身を知ることで、合う調え方がわかり、セルフケアが毎日の暮らしに自然となじむものへと変わっていきます。


「わたしに合う調え方」を見つけることが、心地よい毎日への第1歩



イライラや気分のゆらぎは、もちろん心地よい感情ではありませんね。

でもそうなってしまったことを責めたり、二度とならないように「なくさなければいけないもの」「感じてはいけない感情」でもないのです。


人もまた自然界の生き物。

季節や気候、周囲の環境や人間関係、心身の状態などによって影響を受け、イライラしたり・クヨクヨしたり、心や体がゆらぐことも少なくはないということも知っておきましょう。


ゆらぐことは、ダメではありません。

ゆらぎは、バランスの乱れを教えてくれる、自分自身からの大切なメッセージ。


そんなときは「今の私には、どんな調え方が必要なんだろう」と、まず問いかけてみてください。

人には、本来、自分自身を調えようとする力があります。

ゆらいでも、調うわたしへ


お一人おひとりの、その力を引き出すために、Anahataでは、その方の体質や暮らし方に合わせて、アーユルヴェーダや中医学をベースに、ハーブやアロマ、ヨガ、フラワーエッセンスなどを組み合わせた「セルフケア処方箋」をお届けしています。

「いろいろ試してきたけれど、あまり効果がない」

「何が自分に合うのかわからない。」


そんな方が、自分らしい調え方に出会い、本来持っている「調う力」に気づくきっかけになれば、とてもうれしく思います。

Posted by ゆち